「インスペクションのご希望はありますか?」
売却の媒介契約のとき、必ず聞かれる質問です。でも「……それ、何ですか?」という方がほとんど。よく分からないまま「なしで」と答えてしまう方も多いんです。
こんにちは。柏市で不動産会社をしている、3姉妹のママです。今日はホームインスペクション(建物状況調査)を受けるべき家・受けなくていい家を、正直に仕分けします。
インスペクションとは ― 家の「健康診断」です
国の資格を持つ建築士などが、雨漏り・構造の傾き・ひび割れ・給排水の不具合といった劣化状況を目視中心で調べる制度です。費用はおおむね5〜7万円、半日程度で完了します。
売主が受けるメリットは2つ
①買主の安心材料になり、早く・値引きされずに売れやすい
「第三者の調査済み」は中古住宅では強い安心材料です。既存住宅売買瑕疵保険とセットにできれば、さらに武器になります。
②引き渡し後のトラブル(契約不適合責任)を防げる
売った後に雨漏りが見つかると、売主は修補や代金減額を求められることがあります。事前に調査して「ここは劣化があります」と開示して売れば、その心配がぐっと減ります。インスペクションは、実は売主を守る保険なんです。
受ける価値が高い家・低い家
受ける価値が高い:築20年超の木造戸建て/長く空き家だった実家/自主管理の小規模マンション/「何かあったら怖い」と感じている家
優先度が低い:築浅の家/管理組合がしっかりした大規模マンション(建物全体の管理情報が揃っているため)/解体前提・古家付き土地として売る場合
まとめ
・インスペクション=家の健康診断。5〜7万円・半日
・買主の安心材料になり、売主の契約不適合リスクも減る
・築20年超の戸建て・空き家実家は受ける価値大
・築浅・大規模マンション・解体前提なら優先度低め




