家の引き渡しが終わって、ホッとひと息。……ちょっと待ってください。火災保険、そのままになっていませんか?
実はこれ、売却後の「もらい忘れ」でいちばん多いお金です。放っておくと戻るはずの数万円がそのまま消えていきます。
こんにちは。柏市で不動産会社をしている、3姉妹のママです。今日は売却の最後の仕上げ、「火災保険の解約返戻金」の話です。
火災保険は「自動では」解約されません
家を売って所有者が変わっても、火災保険の契約はそのまま残ります。保険会社は売却を知りませんから、自分で連絡しない限り、保険料を払い続けることになります(口座振替なら気づかないまま……というケースも)。
長期契約なら、未経過分が戻ってきます
火災保険を5年分・10年分など一括払いしていた場合、解約すると残り期間に応じた「解約返戻金」が戻ります。たとえば10年契約の6年目で解約すれば、残り約4年分に相当する金額。契約内容にもよりますが、数万円〜十数万円になることも珍しくありません。地震保険をセットにしていた方は、そちらも同様に戻ります。
タイミングは「引き渡し完了後」
ここが大事なポイント。解約日は引き渡し(残代金の受け取り)が終わった日以降にしてください。引き渡し前に解約してしまうと、万一その間に火事や台風被害があったとき、無保険で自腹になります。「引き渡しの翌日付で解約」と保険会社に伝えるのが安全です。
ついでに確認したい「売却後の手続き」リスト
火災保険・地震保険の解約(今日の本題)
質権が付いた古い契約は、銀行経由の手続きが必要な場合あり
住宅ローン完済後の抵当権抹消(司法書士が決済時に処理済みか確認)
翌年の確定申告(3,000万円控除などの特例は申告が条件です)
まとめ
・火災保険は自動解約されない。売ったら自分で連絡
・長期一括契約は未経過分が戻る(数万〜十数万円)
・解約日は必ず「引き渡し完了後」に設定
・地震保険・質権付き契約・確定申告もあわせて確認




