こんにちは。千葉県柏市の不動産会社、リノーズです。
「親が亡くなって実家を相続したけれど、何から手をつけていいか分からない」
私たちのところには、こんなご相談が本当によく寄せられます。悲しみの中で葬儀や役所の手続きに追われて、家のことはつい後回しになってしまう。それはごく自然なことだと思います。
ただ、ひとつだけ「後回しにできなくなったこと」があります。それが相続登記です。
相続登記が義務になりました
2024年4月から、相続登記が義務化されています。
相続で不動産を取得したことを知った日から3年以内に登記の申請をしないと、正当な理由がない場合、10万円以下の過料の対象になる可能性があります。しかも、この義務化は2024年4月より前に相続した不動産にも適用されるんです。
「うちは10年前に相続したまま、名義がおじいちゃんのままだけど…」という方も、実は対象になっています。心当たりのある方は、一度確認してみてくださいね。
なぜ義務化されたの?
背景にあるのは「所有者不明土地」の問題です。
登記されないまま世代交代が進むと、いざ売ろうとしたときに相続人が何十人にも膨れ上がって、話がまとまらなくなってしまう。実際に私たちも、相続人が十数人いて全員の同意を集めるのに何か月もかかったケースを見てきました。
登記は「面倒な手続き」に見えますが、実はご家族の資産を守るための手続きなんです。
実家を売るなら、登記が先です
ここが大事なポイントなのですが、亡くなった方の名義のままでは、不動産は売却できません。
実家の売却を考える場合、おおまかな流れはこうなります。
相続人を確定する(戸籍の収集)
遺産分割協議で「誰が相続するか」を決める
相続登記をして名義を変える
売却活動スタート
戸籍集めから登記完了まで、スムーズにいっても1〜2か月ほどかかることが多いです。「売りたい」と思ってから動き出すと、その分だけスタートが遅れてしまうんですね。
「住む予定のない実家」こそ早めの相談を
相続した実家に誰も住む予定がない場合、時間が経つほど建物は傷み、固定資産税や管理の負担だけが積み重なっていきます。
遠方に住んでいて管理に通えない
家の中に遺品がたくさん残っている
兄弟で意見がまとまっていない
こうした状態でも、大丈夫です。私たちは相続案件を数多くお手伝いしてきましたので、司法書士さんと連携した登記のサポートから、遺品が残ったままの状態での買取まで、状況に合わせてご提案できます。
「まだ売ると決めたわけじゃないんだけど…」という段階のご相談も大歓迎です。むしろ、決める前に選択肢を知っておくほうが、ご家族で話し合いやすくなりますよ。
登記にかかる費用はどれくらい?
気になる費用ですが、相続登記には主に次のようなお金がかかります。
登録免許税:固定資産税評価額の0.4%(評価額1,000万円なら4万円)
司法書士への報酬:ケースによりますが、数万円〜10万円前後が目安
戸籍や証明書の取得費用:数千円程度
「思ったより高くない」と感じた方も多いのではないでしょうか。放置して相続人が増え、手続きが複雑になってからのほうが、費用も手間も何倍にも膨らみます。
なお、遺産分割の話し合いがすぐにまとまらない場合には、ひとまず「相続人申告登記」という簡易な手続きで義務を果たしておく方法もあります。こうした制度の使い分けも、ご相談いただければ司法書士さんと連携してご案内しますね。
まとめ
相続登記は2024年4月から義務化。過去の相続分も対象
期限は「相続を知った日から3年以内」
亡くなった方の名義のままでは売却できない
売却を考えるなら、登記の準備は早めが吉
実家の相続は、多くの方にとって人生で一度か二度の経験です。分からなくて当たり前ですので、どうぞお気軽にご相談くださいね。
柏市・東葛エリアの相続不動産のご相談は、リノーズまで。




