「実家を売ろうと思うのですが、まず何にいくらかかるのか分からなくて…」というご相談、とても多いです。売却価格の話の前に、実は「家じまい」にかかるお金がわからず不安、という方がほとんどです。
今日は、実際にご相談いただいたケースをもとに、家じまいにかかる費用の目安をお話しします。
1. 遺品整理・生前整理の費用
物の量や広さによって幅がありますが、一般的な一戸建て(4LDK程度)で、業者に依頼すると30万円〜80万円程度が目安です。ご自身で少しずつ片付けてから依頼すると、その分費用を抑えられます。
2. 解体費用
古家付きのまま売るか、更地にして売るかによって変わりますが、木造一戸建ての解体費用はおおよそ100万円〜200万円程度かかることが多いです。エリアや接道状況(重機が入れるかどうか)によっても差が出ます。
3. 諸費用(登記・測量など)
相続登記費用: 数万円〜(司法書士報酬含む)
境界確定測量: 30万円〜60万円程度(必要な場合)
仲介手数料: 売却価格によって変動(法定上限あり)
想像より費用がかかると感じた方へ
「そんなにかかるなら、古家付きのまま売った方がいいのでは?」と思われるかもしれません。実際、解体費用をかけずに「古家付き土地」として売り出し、買主側で解体するケースも増えています。どちらが得かは、物件の状態やエリアの需要によって変わるので、一概には言えません。
大切なのは、「片付けてから」「更地にしてから」と思って一人で抱え込まず、先に不動産会社に相談することです。費用をかける前に、そのままの状態でどのくらいで売れそうか、目安を知っておくだけでも気持ちが楽になります。




