「売るなら、いつがいいんでしょう?」
査定のとき、ほぼ必ず聞かれる質問です。そして答えを言うと、たいてい「え、そうなんですか」と驚かれます。
こんにちは。柏市で不動産会社をしている、3姉妹のママです。今日は不動産の「季節」の話。1年のカレンダーで見ると、家の売れ方にははっきりした波があります。
最大の山は「1〜3月」。理由は4月にあります
1年でいちばん家が動くのは、1月〜3月です。理由はシンプルで、4月の新生活に間に合わせたい人が集中するから。お子さんの入学・進級、転勤の内示、就職。「4月から新しい家で」という需要が、年明けから一気に動き出します。
特に子育て世帯は「入学までに引っ越して、学区を確定させたい」という気持ちが強いので、1〜2月の内覧は本気度の高い方が多いです。
第二の山は「9〜11月」
秋にも波があります。10月の転勤シーズンと、「年内に住まいを決めて新年を新居で」という心理。気候が良く内覧の足も伸びやすいので、春を逃した場合は秋が次のチャンスです。
逆に動きが鈍いのは「8月」と「年末年始」
真夏は暑さで内覧が減り、お盆で人も動きません。12月後半〜年始も同様です。この時期に売り出すと、「新着なのに反応が薄い」というもったいない状態になりがちです。
「2月に売り出す」なら、動くのは年内です
ここが今日いちばんお伝えしたいことです。売却には準備期間があります。
査定・不動産会社選び:2〜4週間
片付け・写真撮影・書類準備:1〜2週間
つまり、1〜3月の波に乗りたいなら、年末までに査定を受けて、年明けすぐ売り出すのが理想形。「春に売ろうかな」と思ってから動くと、いちばんおいしい時期を逃します。
ただし、季節より大事なものがあります
正直に言うと、季節の影響は「波」程度で、価格が2割変わるような話ではありません。ローンや相続の期限、住み替え先との兼ね合いなど、ご自身の事情のほうがずっと大事です。「ベストシーズンを待つより、準備が整ったときが売り時」というのが、現場の実感です。
まとめ
・最需要期は1〜3月(4月新生活の逆算)、第二の山は9〜11月
・8月と年末年始は動きが鈍い
・春の波に乗るなら、年内に査定・年明けに売り出し
・季節はあくまで波。自分の事情と準備が最優先




