仕事柄、日々いろいろな方の売却のお手伝いをしていますが、もし自分の親の家を売ることになったら…と考えることがあります。プロとして知っているからこそ、査定を頼む前にやっておきたいことが3つあります。
1つ目:権利関係を先に確認する
名義は誰になっているか、共有名義なら他の相続人は誰か、住宅ローンや抵当権は残っていないか。これを先に確認しておくと、査定の話がスムーズに進みます。逆にここが曖昧なまま話を進めると、後になって「実は名義人がもう一人いた」など、思わぬ足止めが起きることがあります。
2つ目:「なぜ売るのか」を家族で共有しておく
意外と見落とされがちですが、売却理由(住み替え・相続・資金化など)によって、最適な売り方やタイミングは変わります。家族の中で「早く現金化したいのか」「多少時間がかかっても高く売りたいのか」の優先順位がずれていると、査定額を見てからもめてしまうことがあります。
3つ目:1社だけで決めない
これはプロだからこそ強く思うことですが、査定は最低でも2〜3社に依頼して比較することをおすすめします。金額だけでなく、担当者が売却の根拠をきちんと説明してくれるか、こちらの事情に耳を傾けてくれるかを見て選んでください。
3姉妹の母として、そして不動産のプロとして
正直、身内の売却だからこそ、余計に慎重になると思います。家族の家には、思い出やそれぞれの事情が詰まっているからです。だからこそ、金額の大小だけでなく、「安心して任せられるか」を基準に選んでいただきたいと思っています。




