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「権利証が見つからない!」それでも家は売れます ― 実家売却でつまずく書類の落とし穴

実家を売ろうと親の家を片付けていたら――

「権利証が、どこにもない」

この瞬間、たいていの方が青ざめます。でも先に結論を言うと、権利証がなくても家は売れます。今日はその方法と、実家売却でつまずきがちな「書類の落とし穴」をまとめます。

こんにちは。柏市で不動産会社をしている、3姉妹のママです。

権利証がなくても売れる理由

権利証(正式には登記済証。2005年以降は「登記識別情報」という12桁のパスワードに変わっています)は、再発行できません。でも代わりの手段がちゃんと用意されています。

一般的なのは、司法書士による「本人確認情報」の作成です。司法書士が売主本人と面談し、運転免許証などで本人確認をして書類を作ります。費用は5〜10万円程度。決済までに間に合うよう、早めに伝えておけば大丈夫です。

つまり、権利証がない=売れない、ではなく、「ちょっと費用と手間が増えるだけ」。まずは安心してください。

実は他にもある「書類の落とし穴」4つ

①住所がつながらない
登記上の住所が「買った当時の住所」のまま、というケース。引っ越している場合は住所変更登記(住民票の除票や戸籍の附票で経緯を証明)が必要です。

②ローンを完済したのに抵当権が残っている
完済しても抵当権は自動では消えません。銀行から届いた抹消書類を放置していた場合、書類の再発行に時間がかかることも。登記簿を見ればすぐ分かります。

③相続登記がまだ
親名義のままでは売れません。相続登記(2024年から義務化)を先に済ませる必要があり、戸籍集めから始めると1〜2ヶ月かかります。

④実印・印鑑証明の準備
売主全員分が必要です。共有名義なら全員。高齢の親が施設にいる場合などは、早めの段取りが肝心です。

売却を思い立ったら、まず「登記簿」を見る

登記簿(登記事項証明書)は法務局で誰でも600円で取れます。名義・住所・抵当権の状態がぜんぶ分かるので、売却準備のスタートに最適です。もちろん、私たちにご相談いただければ代わりに確認します。

まとめ

・権利証がなくても売れる(司法書士の本人確認情報・5〜10万円)
・住所変更・抵当権抹消・相続登記が三大落とし穴
・まず登記簿を確認。600円で現状がぜんぶ分かる
・書類の段取りは早いほどラク。売る前の相談が正解

リノーズのキャラクター(おじぎ)

ここまで読んでくれてありがとうございます!「うちの場合はどうなの?」は、写真1枚でだいたいお答えできます。売る・売らないは決まってなくて大丈夫。

この記事は note にも掲載しています。内容は執筆時点の情報です。税務・法務の個別判断は専門家にご確認ください。

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